imdn-builderについて
iMobileDevice-NetとはlibimobiledeviceというiOSデバイスとの様々なネイティブプロトコルのやりとりを行えるようにするクロスプラットフォームライブラリの.NETようにバインディングしたもの.
そのiMobileDevice-NetをUnity環境などで使うためにDLL化するときにビルドの自動化を行うアプリケーション.
imdn-builderのプロジェクト自体にはlibimobiledeviceのソースコードは含んでいない.
Unity_iMobileDeviceNet_ClientBuilder : GitHub
Env.
動作確認環境
– Windows10 64bit
– .NET Core 3.1.3
– imobiledevice-net v1.2.186
Method
.NET Core SDKをインストールする
https://dotnet.microsoft.com/download/dotnet-core/3.1
より.NETのSDKの”x64″からインストーラーをダウンロードし,インストールを行う.
GitHubのReleasesからBuilderをDL
https://github.com/nmxi/Unity_iMobileDeviceNet_ClientBuilder/releases
からimdn-builder_v1.0.0_win.zipをダウンロードする.
DLしたzipファイルを解凍し実行する
imdn-builder.exeを実行する.
Buildの終了
Done : ) が表示されたらビルドが正常に終了している.
\imdn_builder_v1.0.0_win\imdn-builder_Data\StreamingAssets ディレクトリに
iMobileDevice-net.dllが出力されている.
エラーの対処
プロセス実行中にエラーが出力された場合は…
DirectoryNotFoundException
imd-builderを実行するフォルダを適当なディレクトリに移動させ,実行してみる.
IOExeption : Could not create file ***
imdn_builder_v1.0.0_win\imdn-builder_Data\StreamingAssetsディレクトリを”msbuild_net472.zip”のみにする.その他のフォルダやファイルは削除する.
もしフォルダを削除しようとしたときに以下のようにダイアログが表示された場合はタスクマネージャーから
VBSCompilerというプロセスを終了することで削除が可能になる.
UnauthorizedAccessException
ファイルアクセスの権限がないディレクトリでimdn-builderを実行すると表示される.
これらのエラーを出さないようにするためにそのうちアップデートしていければいいな…