【Unity】Vive Tracker単体で使う
OverView
Vive Trackerを今さら単体で使いたくなったからその方法をメモで残す.

Environment
Windows10
Unity2019.1.12f1
Method
SteamVR PluginをGitHubからDL
現在SteamVR PLuginは最新版(2.x)をUnity Asset StoreからDLすることが可能だが
何かとバージョン1.x時代の記事の方が多いため,公式からは推奨されていないが,1.xを使うことにする.
https://github.com/ValveSoftware/steamvr_unity_plugin/releases/tag/1.2.3
インポート後の設定
unitypackageをインポートしたら,通常通りダイアログの自動設定を使い設定.
SteamVRの設定ファイル2つを編集
SteamVRの設定ファイルを編集することでHMDなしでTrackerのみ接続可能になる.
編集するファイルのディレクトリと編集箇所は以下の
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\SteamVR\resources\settings\
default.vrsettings
1 2 3 |
"requireHmd" : false, "forcedDriver": "", "activateMultipleDrivers" : true, |
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\SteamVR\drivers\null\resources\settings\default.vrsettings
1 2 |
"forcedDriver" : "null", "enable" : true, |
Vive Tracker Utilitiesの追加
このアセットを利用すると簡単にTrackerの座標が利用可能になった.
実のところこのアセットがSteamVR Plugin 1.xしか対応していないため1.xで運用にシフトした.
ReleasesからunitypackageをDL
https://github.com/sergiobd/ViveTrackerUtilities/releases
HMDに映すはずの映像がPCの画面に…
設定的に仮想的なHMDが一個PCに接続されているような状態になっているので,その描画結果がPCの画面に張り付いて面倒.
最小化することもできなかったので,仮想デスクトップを追加し,2つ目のデスクトップの方にそのウィンドウを移動させ対処した.